天才キッズドラマーの先駆けといえば川口千里さんは有名ですよね。今日はYouTubeから凄いキッズを「ほんの少しだけ」ご紹介してみたいと思います!
さて先程の川口さん、小学生の頃すでに「しなやかな感性を表現できる域に達している」と評されたり、13歳のときには「世界トップドラマー500人の一人」に選ばれました。これは日本のトップドラマー、神保彰さんに続くアジア人2目、女性初の快挙だそうですよ!
その頃の動画もYouTubeでたくさん見られますが、「けいおん!」人気もあって、バンドやドラムを始めた中高生も多かったのでは?
そんな彼女も今は早稲田の大学生。勉学とアーティスト活動を両立させる、マルチなドラマーさんですね(^o^)
どんどん行きましょう!
教室でも使用しているローランドのV-Drums。数年前に「家庭などでも気軽にドラム演奏が楽しめる!」という触れ込みで、V-Drums Liteという当時の新製品が発表され、そのデモンストレーターとして登場したのが佐藤奏さんでした!
(いや、もっともその前から注目のドラムキッズだったわけですが^^;)
当時は小学3年生くらいだったと思いますが、これだけの多ジャンルをそつなくこなし、楽器の魅力を伝えられる演奏力…。いやはや、脱帽です(・o・)
ショッピングモールでのYouTubeも発見しましたが、お客さんのあっけにとられたような表情が面白いです!笑
現在高校1年生の奏さん。NHK教育テレビ「ムジカピッコリーノ」でドラムのルネッタ役で出演されてますよー♪
さて、次は個人的な注目株、相馬よよかちゃん、8歳。
最初にこの子をYouTubeで見つけたときの衝撃は凄かったです!まずは動画をご覧ください!
どうです、このテクニック!わたくし(池田)ドラムに関してはビギナーですが、これ、ホントに難しいと思いますよ(ドラムの井上先生に聞いてみよーっ)。そして、しゃべりが可愛オモロイ!笑
8歳にして、家族バンド「かねあいよよか」としてプロミュージシャンが使う一流のスタジオでレコーディングしたCDを出しているよよかちゃん。今後の活動に注目しています!
さて、最後はテレビ報道などでご覧になった方も多いかもしれません。2歳のときにがんで両眼の視力を失った、全盲のドラマー酒井響希くん。
彼は3歳の頃、お友だちのおうちでドラムを叩いてから、その迫力ある音に感激してドラム演奏をスタートされたそうですよー!
数回聞けばほとんど再現ができるという実力を持つ響希くん。そして彼は小学3年生の頃書いた「見えない世界」という作文で、こう書いています。
僕は2歳の時に小児がんで目が見えなくなりました。(中略)目が見えていても見えていなくても、僕には違いがないと思います。できないことは努力や工夫をして、人の倍、練習をすればできるようになるからです。(中略)僕は将来、プロドラマーになって世界中で演奏するのが夢です。人に勇気を届けられるドラマーになります。僕は多くの人に出会わせてもらって、すごく感謝しています。これからも人との出会いを大切にして成長していきます。見えない世界もいいものだよ。(日常を彩る花日記より転載)
じーんと来てしまいますね。この作文を見て作家としての才能も感じますが、映像を通して素敵な演奏と、また彼の「ドラマ」を見ることで、本当に勇気と希望がもらえますよね(^o^)
全盲といえばピアニストの辻井伸行さんもとても有名ですが、「音楽」という世界共通言語を通じて、喜怒哀楽の感情を共有する…。
水野晴郎さんの言葉をもじって…「いやぁ、音楽って本当にいいもんですね!」